2007年02月27日
お客様の質問より
先日、寒い日に、当社、築4年の実験棟を、ご案内させていただいた
お客様からの一生懸命な、素朴な質問がありましたので、
少し遅くなりましたが、報告させていただきます。
外は寒いのに、中へ入ると何もついてないのに、確かに
他の家と較べて暖かい・・・。
木のにおいもいい・・・。
(お茶を飲んだり、雑談をしながら約1.5時間、リビングにて
ゆっくりしていただきました。)
外断熱に、なぜ、こだわるのですか?フジモトさんは。
外断熱の長所は・・・ 短所は・・・
<長所>
構造躯体をすべて断熱材で囲む事で、構造体を外気の寒暖の
差から隔離し、家を長持ちさせるだけでなく、熱容量の大きな
室内環境をつくります。夏は保冷、冬は保熱効果、それにより、
冷暖房に頼らない「快適」な室内環境をつくります。また、
家の中と壁内の温度の差が、小さくなり、ダニやカビを寄せ付けない
家を作っています。
外断熱にすると、こんないい事があります。
<長所>
・壁内結露を抑える事により、柱や室内をカビやダニから守り、
健康的な長寿命化住宅にする。
・躯体より外側で断熱するから、室内に梁や柱などの木が現れ、
木が呼吸し、調湿しながら内部空間を力強く構成する。
・外気の寒暖の変化から家(躯体)を隔離し、室内を快適な
状態に保つ。(壁面温度が外気に影響されない)
★外断熱が結露を抑える★
<長所>
今までの日本の家は、壁の内側に断熱材を入れてきました。
しかし、生活スタイルが欧米化する中で、部屋全体を暖めるように
なってゆき、その断熱方法が、壁内結露をはじめとする様々な
問題を引き起こしています。そこで、フジモトでは、壁の外側で
断熱し、健康的で結露のない室内環境をつくりだしています。
★室温が低くても快適です★
<長所>
人は、室温が30度でも寒かったり、20度でも快適だと
感じたりします。人間の体が、床や壁などの回りの温度に
反応しているからです。床や壁の温度が5度の時は室温が
30度でも寒く、逆に、床や壁が20度あれば、20度の
室温でも充分快適なのです。人間の体には、輻射熱暖房が
いかに心地よいかを教えてくれます。
<短所>
価格は、一般的なお家に較べて、多少高いかもしれません。
約1.2倍~1.5倍くらいでしょうか。
フジモトの無垢の家は、一般的なお家の木材の2.5倍
くらい多く使用、大工手間も普通の倍くらいかかっています。
壁、床、天井、全て1枚1枚(長さ4m、厚み3cm、幅14㎝の板)
貼っています。
床は1階2階共、2重貼りにしてあります。
でも、一般的なお家の2倍以上の値段(坪単価)ではありません。
(株)フジモトは、営業マンもゼロで、少数の現場監理者、設計のみで
運営しています。
結論として、
やっぱり、住宅の価格を高くしているのは、数多くの人件費だと
思います。
大手メーカー他は、セールスマン、多数、事務職員、多数・・・
その人達が、生活していく為には、“早く契約して、早く建築、
早く集金する”そして、又次のお客様へと、早く早くが、キーワード
です。
“お施主様の満足していただける住いを作る”一番大切な事が
忘れられています。
10年20年30年と、アフターメンテナンスの事を考えると、
一人親方とかは、もし、病気になったり、亡くなられると、後の
事も見れなくなるので、どうかと思います。
建物を建てさせていただき、その後のメンテナンスを考えると
ある程度の人数5人~10人の組織は必要だと思います。
建築コストを押さえる為と長く工務店が続いていく為にも、
当社は今、5人ですが、将来はあと、1人~2人、現場監理者と
設計者を増やせれば、と思っています。
数を作ろうとは思いません。丁寧に1棟1棟作らせていただきます。
そして、お住みいただいて何年か後で、“フジモトさんに頼んで良かった。”
と、言っていただける様に、
スタッフ全員で頑張ります。
投稿者 fuji : 2007年02月27日 12:18