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2009年12月13日

亡くなられた画家、平山郁夫さんの言葉に思う。

少し前にお亡くなりになった画家、平山郁夫さんが、
仰られていた言葉が雑誌の記事に載っていました。

「100年に一度の不況と言われていますが、太平洋
戦争で日本が無条件降伏した日。

たった63年前です。 その事が全然出て来ない。
不思議だなあ、世代は変わったなあと」

その当時、15歳だった平山さんは、広島で被爆された。

通われていた中学校では201人が即死だったそうです。
日本の主要都市は米軍の空襲で焼け野原になり、

何百万人いた軍人は全部失業し、住む家も食べる物も、
着る物も、薬も、何もかも、なかったそうです。

戦災孤児や浮浪者が一杯で惨めな姿を曝していたそうです。

「その時の事を考えると、今、景気が悪い、100年に一度の
危機だなんて・・・  まだまだ、今の方が豊かじゃないか、
そう思えてならないんです。」 と。

頭から消える事のない敗戦後の日本の姿。 それは、
スケッチ旅行等で行かれたアフガニスタンや中東の国々で

見た景色に重なるそうです。

「そこは、食べ物もなく、薬もなく、子供たちもどんどん死んで
いく。 ちょっと、振り返ってみれば、つい半世紀ほど前の

日本です。 今の日本人は、自分の国の大変な苦境の時を
忘れてしまったんでしょうか。」 と。

戦争に負けて豊かになった日本。 けれど、失ったものは、
多いと嘆く。

「高齢者をだましてつけ込む振り込め詐欺、食べ物を偽装して
お金を儲ける、その他・・・ みっともない、今の日本の姿を

表しています。 本当の人間的な豊かさを持っていたら、こんな事
には、ならないと思います。」 と。

平山さんは、これからの日本は、「やはり、教育だ」 「小さい時
からの躾だ」 と、仰っています。

「道徳とか修身というのは、軍国主義に結びつくから」 と、言う
意見があるけれど、そうではないとも仰っています。

それから、武力は絶対いけない、紛争も敵対でなく話し合いで解決
しましょうと仰っています。

私も一国民として、平山さんの意見に賛成です。

日本は、まだまだ、他国に較べて豊かだと思いますし、
贅沢です。

何事も辛抱です。

社会が悪いとか、何々が悪いからと、責任を押し付けず
自分でまず、とことん、ひたすら努力すべきだと思います。

追伸

平山さんって、私財を沢山、アフガニスタン他へ、
学校を建築する費用に寄付されています。

中々、普通出来るものでは、ないと思います。

投稿者 fuji : 2009年12月13日 20:40

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